勉強しているけど、全然英語がよく聞き取れない、
そんなあなたにオススメするのが、ディクテーションです。
どんな音が聞き取れないのか、理解することが英語のリスニング力を上げる鍵です。
ディクテーションとは、英語を聞いて書き取ることなのですが、ディクテーションをすることによって、どんな音が聞き取れないのか、理解することができます。
ディクテーションでリスニング力は上がる
昔、ニュージーランドで語学学校に2ヶ月だけ通っていたことがあるのですが、私はその語学学校で、ディクテーションというものをはじめて知りました。
毎日授業ではディクテーションがあり、ネイティブの先生が英文を読みあげる。それを書き取っていました。
ディクテーションをすることで、聞き取りにくい音や、聞こえない音、単語と単語がくっついて本来の音と違う聞こえ方をするものなどを知りました。
冒頭でも言っていますが、聞き取れない音を知ることは、英語力アップの鍵になります。
どういった音が聞き取れないかわかれば、どうやったら聞き取ることができるのか、知ろうとしますし、またこういう時はどんな音がでるのか、と知ることでリスニング力を上げることができます。
ディクテーションをすることで、自分の聞き取りにくい音を知り、それを克服することで、リスニング力を上げることができます。
ディクテーションをオススメする理由
ディクテーションをやってみると、自分の聞き取れなかった音がわかります。
どうして聞き取れなかったのか?聞き取れなかった音は、どういった発音をするのか?など、集中して聞くようにすることで、聞き取れなかった音を聞こえるようにします。それにより、徐々に英語が聞き取れるようになっていきます。
ディクテーションのやり方(具体例)
STEP1:音声を聞く
最初は、文章の途中で止めることなく、音声を聞きましょう。
ただ、聞き流すということではなく、後で書き取りをするということを念頭において、注意深く聞くようにするのがコツです。
早すぎて聞き取れない!・・・という方は、音声の早さを遅くするなど調整できるような教材を選ぶといいです。
STEP2:音声を聞き取り、メモする
次に、音声を聞き取り、聞こえた通りに書き取りましょう。
1度で聞き取ることができればいいのですが、聞き取ることができなかったら何度でも繰り返して音声を聞いてください。
STEP3:書き写したものと、正解の文章を見比べる
次に答え合わせしましょう。
書き写したものと正解の文章を見比べて見てください。
聞き取られてなかった箇所をチェックしてください。
同時に、文章の意味も確認して、理解できるのか確認しましょう。
もし、理解できないようであれば、文法や単語も一緒に学んでおきましょう。
STEP4:聞き取れなかった部分に集中しながら、何度も音声を聞く
再度、聞き取れなかった部分に注意しながら、音声を聞きましょう。
STEP5:(おまけ)自分も声を出して、発音に注意しながら、音読する
最後に、自分も音声と同じように音読することで、より記憶を定着させることができます。
ディクテーションをやるポイント
自分のレベルにあったものを選ぶ
やる気いっぱいの時って、自分より高いレベルのものを選びがちだったりします。
自分のレベルより高い教材を選んでやってみると、全然聞き取れない・・・
そういった状況になると、やる気も一気にしぼんでしまいます。
やる気がなくなると、勉強を継続するのも難しくなります。
特に勉強に関しては、継続することが何よりも大切だと思いますので、自分のレベルにあった教材を選ぶようにしましょう。
また、文法や単語を知らない場合、聞き取れなかったり、意味が全くわからない・・・という状況になります。
STEP3で答え合わせした時に、意味がわからない、という方は、その文章で使われている文法や単語も一緒に学んでいきましょう。
5分でもいいので、毎日やること
継続させる(習慣化)させることが、大切です。
最初は5分だけやるように、まずははじめてみてはいかがですか。
できればジャンルは興味のあるものを選ぶ
興味のある内容であれば、楽しんで音声を聞こうとするのではないでしょうか。
また、日本語訳で読んだことのある内容のものを英語の音声で聞くのもよいと思います。