オンライン英会話の効果を感じていないあなたへ

オンライン英会話を始めてはみたものの、当初期待していたような効果が表れず、英語が上達しているように思えないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

語学の上達の効果というものはすぐに表れるわけではありませんし、学習の方法を工夫してみることによって少しでも早く、オンライン英会話をやった効果が表れるかもしれません。

この記事では、オンライン英会話の効果が表れにくい理由と早く効果を感じるためのヒントについて解説していきます。

オンライン英会話の効果を感じない原因

冒頭でも述べましたように、英語をはじめとして語学の学習の効果というものはすぐに実感できるものではありません。一般的に数カ月の期間が英語の上達を実感するのに必要だと考えられています。

オンライン英会話を始めた方の中には、これさえやれば、すぐに英語でのコミュニケーションが簡単にできるようになると考えている方もいると思いますが、英語の上達はそれほどすぐにできるようになるものではありません。

しかし、オンライン英会話を続けていれば、必ずレッスンの効果を感じることができるようになる日が来ますので、初めてしばらくの間は上達の実感が得られないとしても我慢してオンライン英会話を続けていくことが大事です。

数日単位ではなく、数カ月単位で学習の効果を考えるようにしましょう。

英語の上達が感じられないと考えられる２つ目の原因は、毎日英語に何らかの形で触れていないということが挙げられます。

オンライン英会話は毎日レッスンを受けることができますが、仕事などいろいろ忙しくてレッスンに時間が取れないこともあるでしょう。このような場合であっても１日の間全く英語に触れないというのは英語の学習において非常なマイナス要素になります。

語学は毎日コツコツ続けることで上達します。特にオンライン英会話で勉強を始めたばかりの方は５分でもよいので英語に触れて英語を体にしみこませるように慣れなければなりません。

オンライン英会話のレッスンの日だけを英語の勉強の時間と考えて、後は全く英語に触れないような生活をしている方は、なかなか英語の上達は実感できません。

オンライン英会話を勉強していて、効果が実感できない３つ目の原因は、文法やボキャブラリーなど、英語の基礎知識が足りていないということが挙げられます。

オンライン英会話が初心者から対応していたとしても、基礎程度の英語の知識はあることを前提としています。九九が分からないのに数学を勉強しても理解できないのと同じように英語においても最低限度の文法知識などがなければ、英会話はなかなか修得することは難しいです。

基本的な事項が分かっていないと感じた方は、テキストなどを購入するなどして英語の土台をきちんと固めておくようにしましょう。

オンライン英会話で少しでも早く効果を実感するには、レッスンの中で明らかになってきた自分の弱点というものを集中的に勉強して、得意なところに変えてしまうという方法があります。

弱点が克服できたならば、それは英語の修得に向けて何歩も前進したということを意味します。今までできなかったところが、できるようになったならばオンライン英会話でも積極的にその部分を試してみましょう。

このようにすることで、弱点をなくしたという実感がオンライン英会話でも生まれてきます。

オンライン英会話をしていても、ただ漫然と受動的にレッスンを受けているばかりでは、しっかりとした記憶が残らず、上達もなかなか実感できません。

そこで、毎回のレッスンで勉強したことを記録に残したり、レッスンそのものを録音したりすることが有効になってきます。勉強したことの記録を残しておくことで、毎回のレッスンの記憶をよみがえらせることができます。

記録をとれば、最初分からなかったところが、少しずつ分かるようになってきたプロセスが明確になってきます。そして上達の成果を確認することができます。

オンライン英会話では一人で勉強しているのでなかなか自分の実力を確認する機会を設けることを忘れがちになってしまいます。

そこでオンライン英会話のサービスが提供しているチェックテストや一般的な英語力を測ることのできる本やサイトを使って、現在の自分の実力を測ってみることをおすすめします。

定期的にレベルチェックテストを受けることによって、客観的に自分の英語力が伸びているかどうかを知ることができます。これならば、自分の英語の能力が上がっているかどうかを確実に知ることができ、今後のオンライン英会話の学習の指針になります。

ここまでオンライン英会話で効果が上がっているのかどうか分からない原因と効果を感じるためのヒントについて説明してきました。まとめると以下のようになります。

オンライン英会話は1人で勉強しなければならないので孤独になりがちで、実力をなかなか図る機会がありません。しかし、マイナス思考にならずに工夫をしたりして、楽しく勉強しましょう。